親を敬う

仕事の席での話。

リクルートが若年層の就業意識を調査したところ、親のような仕事には就きたくない、と考えている学生が増えているそうだ。馬車馬のように働き、たまの休みには寝てばかり。趣味も無く、子供の相手もしてくれず、いつも疲れている、そんな親の姿を見て育ち、自分はもっと違う職に就きたいと考えるようである。こんな考えを持つ人たちが親の苦労を身にしみて理解するのはもう少し後のことだろうか。この話と親への敬意とはまた別の話なんだろうが、少し寂しさを感じますなあ。うまくは言えんけど。

百家争鳴の亀田の世界戦、世間同様思うところも色々とあるが、1点だけ。全国放送で号泣しながら「オヤジ、ありがとう!」と叫ぶ19歳には感情移入するところが大きかった。全てが嘘で塗り固められた中、あれだけはただ1つの真実だろうな。