油絵

上述の美術展にいって感じたことだが、離れて見る油絵ってのは浮かび上がるような現実味があって、「ふーん」という感じがありながらもやっぱり1点1点はきれいなもんだ。これをちょっと間近に見てみようとすると、さっきまで命を吹き込まれたような1シーンがある1歩を踏み越えたところから突然顔料の塗り重ねに過ぎなくなる。どの絵をとってもこういった明確な境界線が有って面白い。いや、それだけなんだが。