葉桜の季節に君を想うということ

ちょっと気になってた本がようやっと文庫化。
帯びの煽り文「2度3度読み返したくなる」に妙に納得。
物語そのものは平凡なミステリだが、
終盤で多胡輝の頭の体操のを読んでいるような、
きつねにつままれたような感覚にさせられる。
なんだ、そうなんかよ。ってな感じ。
余韻は残らないけど生きる元気がちょびっと湧くような作品。

☆3つ