愛きょう屋@梅田

感想:普通

でか「どうも、でかです」
デカ子「こんにちわ。デカ子です」
でか「今回は梅田の愛きょう屋です」
デカ子熊五郎系列のお店ですね」
でか「うむ、ちなみによく知らない人のために説明しておくと、熊五郎ってのは大阪に古くからあるラーメン屋さんがグループ化したもので、熊五郎の他にも色んな業態でラーメンとかパスタとかのお店を出しています」
デカ子「・・・みんな知ってますよ」
でか「む、そうか・・・」
デカ子「てなわけで今回は湯浅しょうゆらーめんです」
でか「メニューには大阪ライトという意味深な記述がされてます」
デカ子「大阪ライトといえばあんまりいい印象じゃないですよね」
でか「ですな。一般的?には一昔前のあんまりダシのとれていないシャバシャバとんこつラーメンを指してますな」
デカ子「どのラーメン本読んでも『見た目はこってりなのに意外とあっさりしている』とか、似通った表現でお茶をにごしてましたよね」
でか「うむ、中には女性一人で入っても大丈夫とかあっさりとなんの関係もない超適当なレビューしてたのもありましたがそんなわけねーだろ死ねよ」
デカ子「まあでも確かに自店のメニューにあえて大阪ライトって書いているのはおかしな話ですね」
でか「うむ、このメニューには大阪ライトの概念を覆そうって意気込みを感じますな」
デカ子「・・・??」
でか「そもそも『トンコツ』も『ライト』も言葉そのものにはネガティブは意味は無いわけですよ」
デカ子「そうですね」
でか「それからトレンドからは離れているとはいえ、トンコツライトの店は間違いなく大阪暗黒時代(失礼)を牽引してきた立役者であり、大阪ラーメン史には確実に『あっさりとしたトンコツの時代』が刻まれているわけですよ」
デカ子「はぁ」
でか「それゆえ伝統的とも言えるこの大阪トンコツのあっさりしているというアイデンティティをプラスイメージに変えていくという試みは非常に意義のあることだと思うわけですよ。意気込みを感じるわけですよ!どうだ諸君!そう思わないか!」
デカ子「ソウデスネー(ホジホジ)」
でか「大阪ライトの他には『マイルドなコクとさわやかな香り(うろ覚え)』などと意味不明なこと書いてあったようだが、さわやかなトンコツなんぞありえねー、などと思ったことはここでは秘密にしておこう」
デカ子「ところでこのトンコツラーメンはトンコツライトというほどかわいいものではないんじゃないでしょうか?」
でか「ですな。ダシの旨味はたっぷりだし、とんこつマニア垂涎?の骨粉も丼の底にしっかり沈殿しておる」
デカ子「つるつるとした麺との相性がたまに指摘されてますが。個人的にはまあ問題なしですね」
でか「うむ、ちなみに細長く刻まれたネギを絡めて麺をすするのが僕チンのお気に入りなのです」
デカ子「聞いてませんよ」